祖母を思い出す
yahooニュースにて、
国内最高齢の116歳の女性が亡くなられたという記事を見ました。
そのお写真を見たときに、祖母の面影を重ねてしまって、
祖母が生きていたら、何歳だったのだろうと調べてみたら、
同い年であったと気が付きました。
そうか。祖母と同じ年生まれの方は、もう日本にはいらっしゃらないのだな。
と思うと、このニュースも自分に関係あるような気がしてきて、
なんだか少し寂しくなりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
祖母が亡くなったのは、103才の時でしたが、
未だに思うのは、もっと話を聞いておけばよかった。と。
昔の方で多いですが、苦労をしゃべらない、自分の事をしゃべらない
祖母もそういうタイプだったので、
聞いた話は多くありませんでした。
いっぱい遊んでもらったのに、
私はあんまりおばあちゃんの事を知らなかったんだな…
と、お葬式の時に寂しさがこみあげてきたものでした。
そういえば、祖母が自分のお祖母さんの話をしたことがあったのですが、
江戸時代に城が落ちたときの話だったんですよね…
江戸って、意外と近い!とびっくりした覚えがあります。
江戸時代の実体験の話を
直接聞いていた世代ももうほとんどいないと。
戦争の語り部も減っていると聞きますが、
戦争だけでなく、何気ない暮らしの話とか、考え方とか
そういう語り部も少なくなってきたということ。
今度実家に帰ったとき、
母に昔の話を聞いておきたいと思いました。
…まぁ、昔の話を聞き出すって、「昔の話、してほしい」と言って
引き出せなさそうだし、なかなか難しいですがね…