子供のなんで?を考える:アスファルトのひび割れ
どうも、べるつのんのんです。
先日、保育園の帰りの、長男(3歳)との会話
「わー!お母さん、地面がバキバキー」
視線の先には道路のひび割れが…
「そうだねー」
「なんで割れたの?」
…なんで??
「えーっと…」
「わー!ここも割れてるよ!!」
なんで、と聞かれて、とっさに的確な答えが出せませんでした。
あんまり深く考えてなかった。
某5歳児に怒られますね…
重いトラックが通ったからってのは原因とは思いますが、
トラックが通っていて、目の前でバキっと割れてるのを見るわけがなく、
どういう経緯で割れていくのか自分でもよく分からなかったんですよね…
んじゃ、今後のためにも調べておこう、
目の前の箱で!
という事で、ちょっと調べてみました。
原因①雨水等からの水分
水が原因と言われて、最初は?でした。
水って、アスファルトの上を流れているイメージで、
表面を少し削るという事はあるかもだけれど、そこまで影響あるのだろうかと
でも、アスファルトにも、目に見えないような小さな穴や隙間がたくさん開いていて、
そこから、水分はしみていくのですね、
その染みた水は、太陽からの熱で、気化して膨張して、
または、夜寒くなって凍って体積が増えることで、
アスファルトの穴や隙間を押し開いていきます。
そこにまた水が溜まって…の繰り返しで、割れる原因を作っていくのだそうです。
原因②重いトラックなどが通る
私が最初に考えた原因ですね。
重いトラックが通ることで、アスファルト自体にたわみが出来て、
負荷が生まれて、ヒビが入ってきます。
また、前述の水の力にも関係するのですが、
隙間に水の入ったアスファルトの上を、重いトラック等が通ると、
隙間を上から抑えることになり、押された水が細かい隙間から勢いよく吹き出すことにより、
通った部分のアスファルトを削っていくため、これも割れる原因となります。
原因③元の地盤のゆがみ
アスファルトで道を作る前には、その地盤を押し固めますが、
それが何かしらでゆがみが出ることによって、上部のアスファルトが割れてきます。
地面のゆがみは、地盤が弱くなることで起きてきます。
地盤が弱いと、上に車が通ることでへこんでいってしまうのですね。
元々地盤が弱い場合だけでなく、
原因①や②で、地盤に達するような割れ目が発生した場合、
水が地盤に直接染み込んで、強度を弱めてしまってへこんでしまう場合
歩道や建物などとの隙間で地面を固めきれずに弱いまま残ってしまった場合、
何度か部分的な修理を行うことで、強度の差が出来てしまう場合など、
様々な原因があるようです。
原因④経年劣化
紫外線や太陽光で熱せられることでの、アスファルト自体の膨張収縮も
劣化につながって、割れやすくなるようです。
まとめ
今回、いろいろとアスファルトのひび割れ原因を調べましたが、
思った以上にいろんなパターンがあるのだなぁと思いました。
でも、まぁ、たいていの原因は、水と重い物が通ることですね。
子供に聞かれたらなんて答えようかな…と考えましたが、
やっぱり、「重いトラックが何度も通ると割れてしまうのよ」
が一番端的な言い方なのかなと思いました。
もう一回聞かれることがあるかわかりませんが、
知識として残しておこうと思います。
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