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乳首をなめるな!!

どうも、べるつのんのんです。

 

2人目出産した身として、

初産の方、2人目妊娠中の方、ついでにその子のお父さんに

ぜひ伝えておきたいことがあります。

 

乳首をなめるな!!

 

…もちろん、物理的な意味ではなく…

妊娠、出産と乗り越えてきた後に来る、思ってもみない問題が、

この乳首問題だと思っているからです。

 

 

授乳は出産より辛い?

妊娠といえば、つわり 出産といえば、陣痛

というように、妊娠出産でイメージする辛さはいくつかありますが、

授乳が大変…とはあまり聞かないかと思います。

 

私も、出産したら苦労せずにお乳は出て、

授乳は抱っこして子供と過ごす幸せな時間…と勝手に想像していました。

(ドラマとかでも授乳が大変という描写がされることはないかと…)

 

実際、妊娠後期に入るころに、乳首をぎゅっとつまんでみるとお乳が出るし

(実は出産前に出るのは母乳のようなもので、母乳ではないらしい)

今から出ているのだから、大丈夫だろうと、簡単に考えていたら甘かった…

 

授乳…慣れる最初の1~2か月は乳首がめちゃめちゃ痛いです!!!!

 

陣痛や出産の痛みは、痛いけれど、終わったら痛みも消える。

あと、アドレナリンも出ているのか、良く分からないうちに進んだので、

何とか耐えられた…

 

しかし、授乳は待ったなし。最初の頃は2時間に1回間隔で、

絶対に激痛が待っている。

しかも、脳が通常運転なので、痛みを感じないとかもなく、

マジでなんでこんな痛い思いしてお乳あげなきゃいけないんや…と

授乳時間が来るのが苦痛でたまりませんでした…

 

とにかく痛い

授乳で痛いのは乳首だけではなくて、

おっぱい部分がカチカチになって痛いという事もあるのですが、

今回は乳首のみに絞ってお話します。

 

産んで最初に咥えさせた時は、かわいいなくらいな感じで、

まだ余裕がありました。

でも、その時に思いました。意外と力強いな…と。

 

そして、2~3日くらいになると、痛くてたまらない。

強い吸盤で毎回吸われているようなもので、

うっ血したような痛さと、また唾液が頻繁に触れて乾燥するのか、

表面にかさぶたのようなものが出来たり、血豆のようなものが出来たりします。

そして、そのまま対処せず授乳を続けていると、

かさぶたがめくれて血が出る、

血豆が破れて血が出る、それが吸われて痛み倍増…のループです。

 

咥えさせる前に、ちょっと覚悟が必要…

「3…2…1…えいっ!…痛いーーーー!!」

というのが、毎回でした。しかも両乳。

そうやって咥えさせるのに、出ないよ~~!!と泣いて口を離してしまったり、

嫌だーと首を振って嫌がったりで、

やり直しもあったり、本当に辛かった…

 

耐え続けて、私は、生後2か月に入るころには、

痛みを感じないようになりました。

でも、そうなる前までは、ずっとこの痛みが続くのだろうかと、

悩んでいたことを覚えています。

 

この乳首痛は、軽減することはできても、

全く痛くなかったよ、って人はほぼ居ないのではないでしょうか

赤ちゃんの吸う力をなめてはいけない。

結構産後うつにも影響あるんじゃないかっていうくらい、

私にとっては深刻な問題でした。

 

対処法その①正しく咥えさせる

出産が決まった時に病院でもらったパンフレットがあるのですが、

対処法として載っている1つが、正しく咥えさせることです。

 

赤ちゃんは乳首の出っ張った部分を吸うと思いがちですが、

実は乳輪部分から咥えさせると、良く出もするし、

痛みも分散されるため軽減されるとのこと。

 

が、これが難しい。

 

お母さんが慣れていないのはもちろんですが、

生まれたばかりの赤ちゃんも、吸うのがへたくそで、

口を大きく開けてくれないので、乳輪部から咥えさせるのは中々手がかかります。

また、口が小さいので、大きく開けてもどうしても乳首だけしか含ませられないことも…

 

頑張って咥えさせようと必死になって前かがみになり、

今度は背中や腰が痛くなるなんてことも起こります。

 

Youtubeなんかで、上手な含ませ方のような動画もありますので、

事前に学んでおいた方が良いかもしれません。

 

上手にあげれるのが理想ですが、【赤ちゃんがまだ吸うのが下手】

というのも頭に入れて、自分を責めすぎないようにしてください。

 

対処法その②保湿をしっかりする

赤切れや手荒れ、唇が割れるのの対処法として、

保湿クリームを塗るのは一般的ですよね。

 

乳首の傷や、荒れる原因も、同じく乾燥です。

早く治したくて薬を塗りたい所ですが、

乳首は赤ちゃんの口に入るところなので、

簡単に薬等は使えません。

乳頭保護クリームという専用のクリームが有りますので、

それか、もしくは馬油等を使うのがオススメです。

 

使用方法としては授乳後にたっぷりと塗ること。

薄く塗ってもあまり効果が有りません。

下着などにも触れる所ですので、取れることも考え、

ケチらずたっぷり塗りましょう。

 

私はたっぷり塗った上に、小さく切ったラップをのせて、

乾燥をさらに抑えていました。

ただ、このラップですが、蒸れることで細菌が繁殖したりしないかな…とかちょっと気になったりも…

効果は的面ですが、自己責任で判断していただければなと思います。

 

この方法、傷が出来た後でも出来ますが、

痛む前から継続して保湿する事で、傷が出来にくくなるので、

予防の為にも授乳初日から行うと良いと思います。

私が使った乳頭保護クリームを紹介すると

 

ピュアレーン

ピュアレーンは羊の毛に付く油分 ラノリン100%の保護クリームです

赤ちゃんの口に入っても大丈夫。

ただ、小さい事ですが、最初のシュリンクフィルムを外すのが結構手間がかかるので、

改善できないかなぁ…とは思ったりします(笑)

 

ソンバーユ

身近なドラッグストア買える馬油100%の商品

乳頭用ではありませんが、

肌の保湿や、赤ちゃんの綿棒浣腸の潤滑油にも使えるので、

使用用途は多いかと。

IKKOさんも顔のマッサージで馬油を使っていると言っていたので、

お母さんの肌のお手入れにも使えそうです。

 

この2つは使いやすいし、購入もしやすいと思います。

効果も高いと思いますので、試してみてください。 

 事前に乳頭マッサージをすることも大切

妊娠した時に病院からもらったパンフレットの中に

乳頭マッサージの事も書いてありました。

 

大体、妊娠中期頃から、始めるといいそうです。

但し、乳頭への刺激は、子宮の収縮にもつながるので、

切迫早産等の恐れがある方は控えること、

何も問題ない方は、大丈夫と思いますが、お腹が張ってきたら

一旦収まるまで待ってから再開することが大切です。

 

マッサージの仕方は、乳輪部からつかむように、ほぐすこと、

方向は上下から左右からといろんな角度から揉み解すと良いらしいです。

 

…これも、紙ベースで見ても、

どれくらいの強さでとか、どれくらいの頻度でとか、

分かりづらいと思いますので、

Youtube等で確認するとよろしいかと。

 

私もやっていましたが、そこまで真面目に取り組んでなかったのもあり、

結局とても痛かったので、

出来る方はしっかりやられた方が良いと思います!

 

その他の対策法

私は使ったことがないですが、

乳頭保護器というものも売っています。

乳首の大きさに合わせてサイズがあり、材質もハードやソフト等あります。

使ったことが無いので、解説は控えますが、

傷が酷い場合は使用を考えてもいいかもしれません。

 

後は、ミルクにする方法。

ミルクをあげれば、単純に乳頭は休まりますので、

傷もスムーズに治っていきます。

気持ち的にミルクをあげたくない、と思うこともあると思いますので、

一つの方法として、考えておいてください。

 

後は…我慢ですかね…

 

 

授乳難は精神的にも追い込まれる

 お父さんや周りの人にもわかってもらいたいのが、

「そんなに痛くてつらいなら、ミルクあげたらいいじゃん。」

と簡単に言わないでほしい事。

 

その方が効率的よね。と考えを切り替えられるお母さんなら良いのですが、

世の中にはびこっている、母乳神話なんかによって、

母乳で育てなければ!育てるんだ!と頑張っているお母さんも多いです。

 

お母さん自身も、ミルクでも良いという事は頭ではわかっているのです。

しかし、母乳で育てることを目標にしていた場合、

それを受け入れられない、自分を否定された気持ちになって、

母親失格だと追い込まれる場合もあります。

(赤ちゃんもミルクの方が飲みやすかったりで、食いつきが良いと、

なおさら追い込まれていきます…)

 

良い例えかはわかりませんが、

夫婦生活で、男性がうまくいかず悩んでいるところに、

女性が簡単に「薬飲んだらいいじゃん。」

と言ったらどうでしょうか、男性としての能力を否定された気になりませんか?

 

ミルクを提案することは悪い事ではないですが、

お母さんに寄り添って、一つの案として提案する、

後はお母さんに決めてもらえば良いと思います。

(ミルクも全部お母さん任せじゃなくて、自分でもあげようとする気持ちを見せるとなお良し…かな?)

 

 

なんだか熱が入って長くなってしまいました。

もしも最後まで読んでいただけたのならありがとうございます。

乳首痛はずっと続くものではないですが、

見落としがちな部分ではあると思うので、

しっかり備えていただけたらなと思います。

 

 

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